敏感肌のニキビケア

ニキビに悩んでいる方の中には、もともと敏感肌で肌トラブルが多発している場合も多いようです。こちらでは、医学的見地から見て、肌質改善に最適とされるケア方法を一挙公開!美しい肌を取り戻すための最善策を紹介します。

敏感肌のニキビを治す方法

敏感肌は漠然と…ちょっとした刺激でトラブルが起こる肌質と認識されていますが、具体的にはどういった状態なのか?まずは医学的見地から、敏感肌が健康肌とどう違うのかを検討しなければ、正しい対処法を選択することはできません。敏感肌には大きく分けて2つの種類がありますので、それぞれの肌状態について解説し、適切なケア法をご紹介。

インナードライに起因するバリア機能破綻

バリア機能のカナメは、セラミドやNMFが水分と脂質を層状に重ねたラメラ構造。しかし、角質層の水分量が不足すると、ラメラ構造に綻びが生じ、バリア機能が低下してしまうのです。バリア機能が壊れてしまえば、わずかな外部刺激でも肌トラブルが生じてしまいます。要するに、肌内部の角質層が乾燥してインナードライ肌になってしまうことが、敏感肌の原因となるわけですね。角質層が乾いてボロボロになると、本来は28日程度であるはずのターンオーバー周期が大幅に早まり、未熟な角質細胞が表に出てきてしまいますので、バリア機能はほとんど働きません。

接触性皮膚炎による敏感肌

次は接触皮膚炎を起こしているケースです。これは石けん成分、洗剤、コスメなどに含まれる有害な化学薬品に反応して発生する刺激性接触皮膚炎と、特定の金属や植物に過剰反応するアレルギー性接触皮膚炎を総称したもの。アレルギーに起因する場合はアレルギー物質に触れないことが最重要ですが、肌のバリア機能が低下していることでニキビや発赤が生じやすくなっていることに変わりはありません。接触皮膚炎が疑われる場合は早めに皮膚科医院へ。アレルギー性であればステロイドなど、免疫の過剰反応を止めるための軟膏を用いて治療しなければならないことも。

男性ホルモン過剰は敏感肌の大敵!?

多くの肌トラブルが肌バリア機能の低下によって引き起こされるのは周知の事実ですが、その原因の1つに男性ホルモン優位のホルモンバランスがあることは、あまり知られていません。実は、男性ホルモンが過剰になると、角質内の天然保湿因子が減少し、結果として肌本来のバリア機能が大きく低下してしまうのです。要するに、インナードライや接触皮膚炎によるバリア機能の低下に男性ホルモンが大きく関与しているということになります。敏感肌の自覚があるのであれば、ホルモンバランスを女性ホルモン優位に整えるホルモン治療を始めた方が良いかもしれません。

敏感肌のニキビケア〜まとめ

ちょっとした刺激でトラブルを生じる敏感肌の方は、やはりニキビが発生する確率も高いようです。特にインナードライ型の場合、ターンオーバー周期が異常に早くなっているため、角質層がボロボロになってしまい、角栓の発生率が大きく向上。角栓による毛穴詰まりを起こしやすくなっています。徹底保湿とホルモン治療で女性ホルモン優位の状態へ導き、バリア機能を回復させることがニキビケアの第一歩です。