ニキビを潰すと早く治る?

白ニキビや黒ニキビは早めに潰してしまったほうが治りやすい…という噂の真偽は!?こちらではニキビを潰すという方法が本当に正しいのかどうか、皮膚科医の認める医学的見解をご紹介しています。跡を残さずキレイに治すためには、正しい認識を獲得することが第一歩となるでしょう!

ニキビを潰すと治りが早くなるってホント?

世間では“ニキビは潰してはいけない”という説と“潰すと早く治る”という説の2つが知られていますが、本当はどちらが正しいのでしょうか?こちらでは医学的見地から見た、ニキビケアの真実をお伝えしていますので、初期ニキビの治療法に悩んでいる方は是非とも参考になさってください。

ニキビを潰すと早く治る?

ニキビは軽度なら潰せば治る…という話も聞きますけど、実際にはどうなのでしょうか?私も潰して中身を出したことがあるのですが、確かに治りが早くなったような気がします。潰すと痕が残る…という説もあるので、最近は不安で潰すことは控えていますが、実際のところを知りたいです。また、もし正しいニキビの潰し方があるのなら、その方法についても教えてください。

まず、原則として自分で潰すのは絶対に避けるべきです。特に手指の爪で潰すというのはNG。周辺の皮膚にまで傷をつけてしまい、そこに指の雑菌が付着して炎症を起こす可能性がありますし、深く傷つけてしまえばクレーター状の跡が残ってしまう恐れもあるでしょう。リスクこそあれ、プラスになることはありません。もちろん、偶然に1つか2つニキビが出来た程度で皮膚の状態が良く、なおかつ運が良ければ、白ニキビや黒ニキビの中身だけをキレイに取り出して治癒が早まるという例もあるでしょうが、これは極めて幸運な例です。爪やピンセットなどはニキビの中身を取り出すには大きすぎて、多くの場合は周囲にまで傷をつけて、ニキビ跡が残るリスクを増やします。

自分でニキビを潰すのはNG〜まとめ

医療機関でニキビの中身を物理的に取り出す処置としては面皰圧出というものが挙げられますが、これはレーザーや針状の器具を用いて専門医が行った場合にだけ意味があります。専門医でさえ、こうした特殊な医療器具を使わないと面皰圧出が出来ないわけですから、一般の方が爪やピンセットを用いて跡が残らないように潰すのは原則不可能。基本的にニキビは潰さない、触らないという方針が正解。
また、医療機関で行う面皰圧出は対症療法であり、ニキビの発生そのものを解決する根本治療には至りませんので、あくまで医師によっては採用するというレベルの補助的な手法に過ぎないとお考えください。