潤い仕上げのニキビケア 薬用アクネスラボ ニキビの根本原因からアプローチ

サリチル酸配合コスメ

顔にきび、背中にきびの改善に用いられているサリチル酸コスメ!サリチル酸ワセリンという名称でも広く知られています。こちらでは、それら市販のニキビ治療コスメについて、効果、副作用といった問題をどこよりも詳しく解説しています♪

サリチル酸によるニキビケア

こちらでは、ニキビケア化粧品に配合されている成分、サリチル酸の効果について解説しています。ニキビに悩んでいる方で日常のスキンケアを見直したい…とお考えの方は是非とも参考にしていただければ幸いです。ニキビのないキレイな肌を取り戻すため、少しでも安全で効果的なケア方法を模索していきましょう。

サリチル酸ってどんな成分?

サリチル酸というのは、角質を溶かす働きを持つ成分。かかと部分の皮が肥厚した場合、あるいはイボ治療にも用いられることのある成分です。ニキビ治療においても、古い角質を溶解して柔軟化し、角栓を除去するのを助ける効果が期待されています。また、防腐作用があることから、アクネ菌の繁殖を防止する力もあるとされ、多くのニキビケアコスメに配合されているようです。実際、ニキビケア製品の中でも知名度において筆頭格のプロアクティブなどにサリチル酸が配合されています。

ピーリングにも用いられているサリチル酸

また、サリチル酸はフルーツ酸と並んで、ケミカルピーリングに用いられる薬品として非常にメジャーです。古い角質を除去し、ターンオーバーによって新しい角質が生成されるのを助けるわけですね。しかしながら、肌本来のバリア機能は角質層のセラミド、天然保湿因子よって維持されていますから、ピーリング後の肌は一時的にバリア機能が破綻して非常に弱い状態になってしまうという問題点があります。特にバリア機能の弱い敏感肌の方は、かえってニキビの多発を招く恐れもあるのです。

根本治療としてはあまり期待できない!?

以上に述べたような理由から、発生したニキビをケアする作用があるにせよ、ニキビの根本治療としては不適な面があると言わざるを得ません。角質が剥がれてバリア機能を失った肌は保湿能力がほとんどゼロになってしまい、大人ニキビをはじめ、乾燥から生じる様々なトラブルを抱えてしまうことになりがちです。対症療法にしかならない上、かえって将来的なニキビリスクを増やしかねないサリチル酸を、コスメとして用いることには一定の注意が必要といえます。

サリチル酸配合コスメによるニキビケア〜まとめ

サリチル酸はあくまでも対症療法としての効果しか期待できない上、一時的に肌バリアを低下させることから、根本治療には不向き。さらに、将来的なニキビ発生率を向上させてしまう恐れもあるのが問題といえます。医療機関で処方されている場合はまだしも、スキンケア化粧品の成分として独自判断で用いるのには向きません。大人ニキビの予防&治療は、保湿と男性ホルモン抑制にあることを忘れないでください。

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