産毛とニキビの関係
〜軟毛性毛包

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産毛とニキビにはどんな関係が!?軟毛性毛包を分析

ニキビが毛穴に生じる炎症であることはよく知られていますが、実は毛穴には3つの種類があることをご存じでしょうか?ここでは毛穴の1つである軟毛性毛包とニキビの関連について解説させていただきたいと思います。ニキビを含めた肌トラブルに悩んでいる方は、是非ともチェックしてください。

そもそも軟毛性毛包って何?

人の毛穴には軟毛性毛包、脂腺性毛包、終毛性毛包の3つが存在しており、そのうち軟毛性毛包は、特徴としては脂腺が発達していないために、皮脂の分泌がないこと。成長過程で脂腺性毛包、終毛性毛包に変化する可能性があるようですが、軟毛性毛包の状態でニキビが出来ることはあまり考えられません。一部には、確率が低いものの軟毛性毛包からニキビが生じることもある…という説もあるようですが、あり得るとしても、可能性はほとんど無視してかまわないレベルだと思います。基本的に、ニキビになりやすいのは脂腺が発達した脂腺性毛包だと考えてください。

産毛を剃るとニキビが出来にくくなるって本当?

一部に“顔そりをするとニキビ予防効果がある”という話があるようですが、その真偽について考えてみましょう。余分な皮脂、汚れといった悪玉アクネ菌の増殖を助けてしまうものが、産毛に絡んでいることが多いため、不衛生な産毛が大量に生えていると、付近のニキビを悪化させてしまう要因にはなり得ます。その意味では、定期的に顔そりを行って産毛を処理することは悪くない選択でしょう。

軟毛性毛包が炎症を起こすことは絶対にないの?

軟毛性毛包は顔の全面、頭皮(特に生え際付近など)に多い毛穴ですので、大人ニキビが出来にくいはずの“顔の中心に近い頬”や髪の生え際あたり、あるいは思春期でもないのに鼻周辺にニキビのような炎症が生じた場合は、脂漏性湿疹(脂漏性皮膚炎、マラセチア毛包炎)といった皮膚炎を疑ったほうがよいかもしれません。脂漏性湿疹は、皮脂に含まれているトリアシルグリセロールが真菌の働きで遊離脂肪酸に変わり、その遊離脂肪酸へのアレルギー反応から接触性皮膚炎へと発展したもの。脂漏性湿疹の可能性を感じた場合には皮膚科を受診するようにしてください。

産毛とニキビの関連性〜まとめ

ニキビというのは脂腺が発達した脂腺性毛包に生じるものなので、軟毛性毛包にニキビが出来る可能性は限りなくゼロに近いと思われます。ただ、産毛に絡みついた皮脂、汚れが近辺のニキビを悪化させる可能性はありますので注意は必要。また、大人ニキビの好発部位ではない箇所に“ニキビのような炎症”が出た場合、脂漏性湿疹など別の皮膚炎が疑われますので、すぐに良くならないようなら皮膚科を受診してください。