嚢腫(紫ニキビ)の治し方

悪化して血と膿を生じているニキビの治療は困難を極めます。ですが、決して諦める必要はありません!正しい治し方を選択すれば、キレイな肌を取り戻すことは十分に可能。悪化した紫ニキビに悩んでいる方に、最適な治療法を紹介します!

紫ニキビの治し方を完全解説!

ニキビとはいえ、度を超して悪化してしまえば重度の皮膚炎と捉えるべきです。こちらでは、内部に血と膿が溜まって赤紫色に腫れあがっている紫ニキビ(嚢腫、結節性ニキビ)のケア方法について解説させて頂きます。また、炎症と化膿を幾度も繰り返し、赤黒くなっているケロイド状態のニキビについても扱っています。

重症化した紫ニキビとは…!?

紫色になって腫れあがるまでに至ると、毛穴の周囲にまで炎症が及んでいます。この状態になってしまえば、治癒した跡もニキビ跡が残ってしまい、根気よく瘢痕治療を続けていく必要があるでしょう。もはや自力でのケアは不可能ですので、1日でも早く医療機関を受診することが第一です。間違っても、潰そうとしたり、民間療法による治療を行ったりしてはいけません。下手に触ってしまうと、ニキビ跡が大きく残って、将来的な治療に長い時間を要してします。

嚢腫に対する一般的な治療法は!?

このレベルになると、内部の血や膿を排出するために切開を行う場合もあります。副腎皮質ホルモン(ステロイド)の注射をしたり、アメリカ合衆国でニキビ治療に用いられているイソトレチノインという治療薬を用いる場合もあるでしょう。その他、PDT(フォトダイナミックセラピー)や炭酸ガスレーザーを用いて皮脂の過剰分泌、細菌の増殖を低減するという方策が採られる医療機関も存在しますが、効果にばらつきがあり少数です。早急に炎症を抑えるため、集中的な治療が行われることになります。

漢方薬を併用した治療法も存在!

漢方だけで症状を消失させることは難しいかもしれませんが、他の治療法と併用することで効果を高めることも可能でしょう。日本では2010年頃から西洋医学、東洋医学を良い部分を取り入れた統合医療への関心が高まっており、漢方治療を採用している医療機関も徐々に増えているようです。漢方医学の考え方では、老廃物の滞留によって膿が発生することから、老廃物を体外に排出する星火温胆湯、血の巡りを改善する冠元顆粒といった処方が有効といわれています。東洋医学は副作用も少ないですし、他の治療法と気軽に併用できるのもポイント。

ホルモン療法で悪化したニキビを根本解決!

重症化したニキビの場合、ニキビ跡、瘢痕を長期的に治療していく必要があることは間違いありません。長期的に見て少しでも早く美しい肌を取り戻したいのであれば、低下した肌バリア機能を健全なレベルまで回復させることが第一です。肌のバリア機能を弱め、ニキビ発生の原因にもなっているのは男性ホルモン。ホルモン療法によって女性ホルモン優位の状態を維持しておけば、肌本来の回復力が機能し、美しい肌を取り戻すことが可能になるのです。その場しのぎではなく、長期的な根本治療を目指すのであれば、ホルモン療法を取り入れるのが最適といえます。

紫ニキビに有効なケア〜まとめ

血と膿によって腫れあがっている紫ニキビ、炎症を何度も繰り返したケロイドが生じているのであれば、医療機関を受診するのが第一選択。ここまで悪化してしまえば凹凸状の瘢痕が残ってしまうことは避けにくく、根気よく治療していく覚悟が必要になるでしょう。ただ、少しでも早く美しい肌を取り戻したいのであれば、肌の回復機能を向上させる作用のあるホルモン療法を取り入れるのが最適といえます。