膿疱(黄色ニキビ)の治し方

膿を持つほどニキビが悪化してしまったなら、すぐに正しい治し方で治療することが重要!潰したりしてしまうと、目立つニキビ跡が残ってしまいます。こちらでは医学的見地から見て正しいケア法を徹底公開していますので、少しでもキレイに治したい方は必見です。

黄色ニキビの正しい治し方を解説!

炎症を起こしたニキビがさらに悪化し、毛穴に収まりきらなくなった内容物が周囲の組織にまで漏れ出ている上、膿を持ってしまうと黄色ニキビ(化膿ニキビ)となります。炎症が表皮の奥にある真皮層にまで達しているため、跡が残る可能性が高い状態です。この状態が長引くと、治癒した後にも凹凸や色素沈着が残ってしまう恐れがあります。

黄ニキビってどんな状態?

黄色く膿を持つ状態にまで発展すると、痛みを伴うようになります。この段階になると、アクネ菌だけでなく、黄色ブドウ球菌までもニキビに入り込んで増殖しているため、炎症が一気に拡大していく場合が出てくるのです。少しでも早く治療しなければ、さらなる悪化を招く恐れもあるのです。また、この状態になったニキビを自分で潰してしまうと、ほぼ確実にクレーターのような瘢痕が残ってしまう可能性が高いので、絶対に触ってはいけません。

化膿したニキビの一般的な治療法!

皮膚科クリニックでの治療は、まず患部の炎症を止めることが第一になります。膿むほどに重症化している場合は、強力な内服抗生物質であるエリスロマイシン、テトラサイクリン、ミノサイクリンなどが用いられることが多くなるでしょう。炎症の程度によっては、ステロイド剤の注射を実施する可能性もあります。また、炎症を抑えるためのLEDダイオード療法、ロングパルスYAGレーザー、アレキサンドライトレーザーといった治療を行っている医療機関も存在。方法は何であれ、炎症を止める治療を行うことが最優先となるでしょう。

漢方治療を行う医療機関も存在!

膿を持ってしまっている時点で、治療が長期化しやすいことは否定できません。そこで、慢性疾患に強いとされる漢方薬を治療に取り入れるケースもあるようです。近年は急性疾患に西洋医学、慢性疾患に東洋医学…といった使い分け、あるいは双方を併用する統合医療を重視する風潮が強まっているため、漢方を活用する医療機関も増えている模様。一般的には、荊芥連翹湯、十味敗毒湯、半夏瀉心湯などが用いられることが多いようですね。漢方にはリスクがほとんどありませんので、そのほかの治療法と併用できる点も強みといえるでしょう。

もっとも効果的な治療法は何!?

ここまで悪化した場合には、各種ホルモン療法を早急に実施するのがもっとも効果的だと思われます。化膿ニキビの場合、男性ホルモンの作用を低下させて肌の状態を改善するアルダクトン錠、低容量ピルを用いることで、症状を大幅に緩和することが可能。さらに肌バリア機能を弱らせる男性ホルモンを減らすことで肌状態そのものが改善され、今後、ニキビが出来にくくなるという追加効果まで望めるのです。黄色ニキビになるほど悪化してしまったのなら、少しでも早くホルモン療法を始めるのが最善と考えるべきでしょう。

化膿した黄色ニキビのケア〜まとめ

化膿して黄色ニキビになってしまった場合、絶対に潰してはいけません。それどころか、我流の対処で下手に触ってしまうだけでも悪化する可能性があります。ニキビ跡を残さないためには、早急に皮膚科を受診するべきでしょう。今後、ニキビの再発を防ぐためにも、ホルモン療法を行うことが最善の方法。日常的なケアとして、イソフラボンなどの女性ホルモン類似物質を活用した医薬品、化粧品を用いることも1つの改善策として有効です。