潤い仕上げのニキビケア 薬用アクネスラボ ニキビの根本原因からアプローチ

脂毛穴とニキビの関係〜脂腺性毛包

ニキビに悩んでいる方は必見!脂腺性毛包に生じるニキビがどのような理由で発生し、どのような過程を経て悪化していくのか…そのすべてを解説しています。また、一般的な治療法の紹介もしていますので、肌トラブルに悩んでいる方が今後の治療法を考える上で役立つ情報満載♪

ニキビの元凶!それは脂腺性毛包

こちらでは、3種類ある毛穴の中でニキビ発生の主原因となっている脂腺性毛包について解説していきたいと思います。大人ニキビに悩んでいる方にオススメのケア方法も含めて詳細に掲載しておりますので、是非ともご一読いただければ幸いです。ニキビのメカニズムを正確に理解すれば、必ず予防法、治療法が見えてきます。

毛穴に3つの種類があるってホント?

人の身体にはおよそ120万個、顔だけでも20万個ほど存在するといわれる毛穴。実はそれぞれに異なる特徴を持った3種類が存在しており、1つは産毛を生やしている軟毛性毛包、次に髪の毛、脇毛といった目立つ毛を生やしている終毛性毛包、そして最後が、大きく発達した複数の脂腺を備え、活発に皮脂分泌を行う脂腺性毛包です。毛穴と呼ばれている以上、基本的には細く短い産毛を生やしますが、脂腺のみで毛が生えない毛穴も存在します。顔に存在しているほか、胸部、背中の中央にも多く存在しており、ニキビの原因となっているのです。

脂腺性毛包にニキビができる過程

それでは、どのようにして脂腺性毛包にニキビが発生するのかを解説することにしましょう。最初の段階で、脂腺性毛包、いわゆる脂毛穴が角栓によってフタをされてしまいます。この状態は微小面皰と呼ばれ、面皰の中に脂が溜まっていくと、いよいよ目に見える白ニキビという状態になります。そして、面皰内に角化物質、脂肪酸、そしてニキビの原因菌であるアクネ菌が溜まり、押し上げられていきます。表面から顔を出した皮脂は酸化され、黒くなっているため、外見的にも目立ち始めるのが特徴。これを黒ニキビと呼びます。

ニキビが悪化していく過程を解説

これら充満した物質が面皰に収まりきらなくなると、面皰が壊されて、炎症が発生…赤く腫れあがって赤ニキビへと発展します。ここまで悪化すると、美容面でも非常に問題がありますし、痛みを伴うこともあるようです。さらに炎症が進み、毛穴の下部に血液、膿が溜まった状態が嚢腫。ここまで来ると、炎症が引いた後も、クレーターのような陥没が生じて、美容を著しく損なう恐れがでてきます。毛穴の1つに過ぎなかった脂腺性毛包が、これほどまでに大きな炎症へと発展してしまうわけですから、何としても初期段階で治療したいところですね。

一般的なニキビの治療法を紹介!

医薬品を用いて治療する場合、クリンダマイシン、過酸化ベンゾイル、あるいはステロイドおよび非ステロイドの抗炎症薬を用いることが多いようです。ただ、クリンダマイシンは原因菌を殺菌する抗生物質、過酸化ベンゾイルはバクテリアの代謝を阻害する薬品、抗炎症薬は炎症を抑える薬ですから、いずれも黒ニキビになって以降の悪化を止める対処療法であり、ニキビそのものの発生を止める効果は期待できません。根本的な解決を目指すのであれば、ニキビの原因とされるホルモンバランスの乱れを是正する、ホルモン治療を行う必要があるでしょう。

脂腺性毛包に出来るニキビ〜まとめ

ニキビは、脂腺性毛包という種類の皮脂分泌を行う毛穴に発生します。角栓によって毛穴の出口が塞がれることから始まり、最終的には内部が炎症を起こして美容面にも悪影響を及ぼすニキビ。一般的な治療法は対処療法にとどまっており、ニキビそのものが発生しないようにするわけではありませんので、ある意味、難治性の皮膚疾患であるという認識が必要。抜本的解決を目指す場合、ホルモンバランスを是正する治療がもっとも高い効果を期待できるでしょう。

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