“肌の寝不足”解消
〜新陳代謝を促す睡眠

健康な状態では、肌に多少のダメージを受けてもニキビ、肌トラブルには発展しません。これは肌の新陳代謝によって常に新しい皮膚が作られているからです。しかし、肌のケアは睡眠中に行われますから、睡眠習慣に問題があると正常に機能しないことも…。ここでは、お肌と睡眠の関連をチェック!

肌の新陳代謝を促す睡眠とは?

ニキビ、乾燥肌といったトラブルの起こらない美肌を目指すためには、新しい肌へと生まれ変わる新陳代謝(ターンオーバー)のサイクルを維持することが大切です。そして、新陳代謝がもっとも活発に行われるのは、夜眠っている時間帯。そこで、こちらでは効率的な新陳代謝を促す睡眠の知識について紹介したいと思います。

肌のターンオーバー周期

人間の表皮は、内側から順番に基底層、有棘層、顆粒層、角質層という4つの層に分かれています。そして、表皮の細胞は最奥にある基底層で生まれ、時間の経過とともに表面の角質層へと押し上げられていくのです。そして、生体細胞としての役割を終えると角化細胞となり、最後は垢として剥がれ落ち、古い細胞は身体から離れていきます。そして、基底層で生まれた細胞が最終的に角質層から剥がれていくまでの期間をターンオーバー周期と呼んでおり、この周期が28日前後に保たれていると“ターンオーバーが活発に行われている状態である”と表現されるのです。

ターンオーバーの乱れを防ぐには

ターンオーバーの正常な周期は28日前後ですが、サイクルに異常が生じて周期が延びてしまうと、古い皮膚が長期間にわたって残ってしまうようになり、新しい細胞に入れ替わるのが遅れてしまいます。この結果、角質層のバリア機能が低下し、乾燥肌、ニキビ肌といったトラブルが生じやすくなるのです。もし、長期的に乾燥肌が続いていたり、傷跡がなかなか消えない…といった自覚症状がある場合、ターンオーバー周期が遅くなり、肌の入れ替わりが停滞している可能性があるでしょう。

睡眠を見直して新陳代謝を活性化

美しい肌を保つためには不可欠なターンオーバーは、基本的に睡眠中に活発化します。これは入眠から3〜4時間、かつ22時〜3時に脳下垂体から分泌されやすくなる成長ホルモンの作用によって新陳代謝が活性化されるため。慢性的な睡眠不足、熟睡できていない、あるいは昼夜逆転…など睡眠リズムが大きく乱れてしまっている場合、新陳代謝が起こりづらくなってターンオーバーサイクルが崩れてしまっている恐れも…。特に気づきにくいのが“睡眠時間は長いけれど熟睡できていない”ケースなので、眠っても疲れが取れていないという自覚がある場合は特に注意が必要。

新陳代謝を活性化する睡眠習慣〜まとめ

肌トラブルを解消するための第一歩は、ターンオーバー周期を28日前後に維持する睡眠習慣です。入眠から3〜4時間にしっかり熟睡し、深い眠りであるノンレム睡眠を取れているかどうかで、新陳代謝に必要な成長ホルモンの分泌量が大きく違ってきますので、まずは睡眠習慣をしっかり見直すことが大事。睡眠の2〜3時間前に光、特にブルーライトを見ていると入眠が妨げられますので、お休み前にはテレビ、パソコンを控えるなど生活習慣を改善していくことをおすすめします。