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ニキビの種類と診療アプローチ

症状の進行具合で異なるニキビ治療

ニキビは症状の進行具合で
いくつかの種類に
分類されます。
また、治療方法も
異なります。

1 前段階 - 白ニキビ

皮脂が毛穴に詰まった状態。ニキビ菌の感染の前段階なので、正しい治療を行えば痕が残る心配はありません。

2 初期段階 - 黒ニキビ

白ニキビの状態から、さらに皮脂が皮膚の外側へ押し上げられて黒く変色した状態。まだ初期段階なので、正しい治療を行えば痕が残る心配はありません。

3 炎症発生 - 赤ニキビ

アクネ菌(ニキビ菌)の増殖によって炎症を起こした状態。片頬に5個できたら病院へ行くのが、一つの目安です。

4 悪化 - 化膿ニキビ

赤ニキビがさらに悪化し、炎症が真皮層にまで達して膿がある状態。ニキビの最終段階と言え、専門的な治療が必要とされます。

5 専門的な治療が必要 - ケロイド

炎症と化膿を繰り返すことで、盛り上がって赤くなっている状態。専門的な治療が必要ですが、ニキビ痕として残る可能性が高くなります。

6 ニキビ痕 - 陥没

ニキビ痕として皮膚の表面が凸凹している状態。改善は非常に難しくなり、根気強い治療が必要となります。

大人ニキビと思春期ニキビ

大人ニキビと思春期ニキビは、原因も違えばケア方法も異なります。

まず、これだけは知っておいてください。思春期ニキビと異なり、大人ニキビの最大の原因は、ストレスによる男性ホルモン分泌の増加です。女性の男性化の1つともいえるかもしれません。

大人ニキビの特徴・原因

皮脂の少ないUゾーン(頬から顎の顔のラインにかけた箇所)を中心にできます。男性で言うと髭の生える部分。顔以外では、肩など通常は皮脂が少なく体毛のある部分にできるのも特徴的です。思春期と呼ばれる10代の頃は目立たなかったものの、20歳を超えて仕事を始めてからできる人がほとんど。原因の8~9割は、ストレスによる男性ホルモン分泌の増加よるものです。

思春期ニキビの特徴・原因

皮脂の多いTゾーン(額から鼻先にかけての箇所)を中心にできます。顔以外では、胸の中央部など皮脂が多い部分にできるのも特徴的です。原因は、急激な成長ホルモンや性ホルモン分泌量の増加によるもの。皮脂が増えることで、皮脂の渋滞が起こり毛穴が詰まってニキビとなるのです。身長が伸びたり髭が生えたりすることと同じように、健康な男女であれば経験する自然の原理なので、ニキビ跡さえ残さなければ問題ありません。

中高生ニキビの患者様・保護者様へ

中高生のニキビ治療は、皆様のご近所にある皮フ科さんなどと同様に保険適用内での治療を行っています。
遠方で来院が難しい方、今ひとつ改善しないという方は、まず院長開発の相澤メソッドシリーズをお試しになられることをお勧めします。

今までの保険適用内治療で良くならなかった患者様は、相澤院長のオリジナル外用薬を用いる自費診療も可能です。ご不明な点がございましたらクリニックにお問い合わせ(042-499-6171)ください。