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当院のニキビ治療方針

ホルモン療法や相澤浩について

ここでは、
大人のニキビに対する
当院の治療方針を
ご説明します。

大人ニキビを2ステップで根本治療

ニキビを表面的に治療するだけでは、治癒と再発を繰り返すことになります。当院では、大人ニキビを根本から治療していきます。

従来の抗生剤内服やイオウや抗菌剤外用ではなかなか治らないケースが数多くあります。これは大人ニキビの原因が、男性ホルモン過多による皮脂分泌量増加にあるためです。当院ではまず、ホルモン療法により皮脂量を抑えてから、局所治療として外用療法を行うという2ステップ治療を行います(なお、皮脂量増加と肌の水分量には密接な関係があります。詳しくはいいお肌.jpのこちらのページをご覧ください)。

ステップ1:ホルモン療法

皮脂量を減少させる為に、ピルや疑似ホルモン剤を使用します。アキュテインやピルのダイアン35は使用しません。なるべくホルモン剤の使用は短期で終わるように計画を立てます。

ステップ2:コンビネーション外用治療

次に局所治療プログラムに入り、女性ホルモン軟膏・ビタミンC誘導体ローションなどによるレベル1からレベル4までの外用プログラムを立てて、コンビネーション外用治療を行います。ケミカルピール・レーザーを使ったクリスタルピール・PDT(フォトダイナミックテラピー)・マイクロアブレージョン・コメド圧出は行いません。

相澤浩について

院長の相澤浩は、1990年よりニキビとホルモンの医学論文を多数発表してきました。一般誌、女性誌においても、今ではだいぶ知られるようになった「大人のニキビは男性ホルモンが関係している」という説も、1997年4月「週刊文春」に相澤が発表する前はほとんど知られておらず、化粧が原因であると言われ続けてきました。しかし、難治性の遅発型のニキビにとって、化粧するかしないかは、実際には根本原因に大きな影響を与えるようなものではありません。

当院では、相澤浩の産婦人科と皮膚科両方の知識を合わせて導き出した「大人ニキビはホルモンバランスの乱れが原因」という理論にもとづいた治療をこれからも徹底していきます。ニキビの治療方法、薬効成分において時代の流行りはありますが、延べ30万人以上を診察してきた相澤浩自身が納得し、患者様にとって安心・安全なものしか使用しません。

まずはお気軽にご相談ください。

その他の基本方針

  1. 医療保険法の規制によるものです。
  2. なるべく患者様の経済的負担を減少します。
    健康保険医療法で、自費診療と保険診療の混合治療は日本では認められないため、患者様には全額負担になります。全額自費診療は当院にとってもまったくメリットのないものですが、医療保険法の規制よるものですのでご了承ください。そのため自費の外用剤の個数は、患者様のご希望にそわさせていただきます。患者様のご希望により、場合によっては保険が適用される診療内容もございます。
  3. ニキビやニキビ陥凹に対して、レーザー治療、本格的なケミカルピーリング、光療法(フォトフェイシャル、フォトフェイシャルアクネス、クリアタッチ)は行いません。
  4. なるべく通院は1ヶ月に1度程度とし、短期間での治療を目指します。